年月日 | 2015年12月28日(月) |
天気 | 晴れ |
風向き | 南南東 |
風力 | 0 |
波 | 0.5m |
気温 | 10℃ |
最深水温 | 19℃ |
透視度 | 15m |
透明度 | 15m |
潮 | 出し潮 |
今年もいろいろあって、枚挙に暇がない坂田です。来年ももっと良い年でありますように。
私の年末ダイビングは松根でした。予約しないでお店に顔を出したら「餅つきなので早く出た」との事で待たせてもらって、2本目から参加。松根も復調してきているので楽しみにエントリー。そこそこいろいろ見られてエキジットしたのですが上がってから、というより潜る前から寒気がして、3本目に行くというマナティーズについていくのを諦めて1本で終了、餅つきも皆さんに任せてお雑煮だけいただき退散しました。今年は体調が不安定でいずれも加齢からくるようで悲しい限りです。
2015年を振り返って見ると1月にタスジウミシダウバウオ、3月にはダンゴウオいっぱい、6月富津にシャチが現れ、坂田にも来ないかと期待する中、松根の-12mでナガハナダイを見つけ、後半に期待は膨らみ、しばらく居ついたアオウミガメは見られなかったけれど死滅回遊魚のシーズンにはハタタテハゼ、イロブダイ、白・黒クマ。フリソデエビもしばらくぶりに現れたという大収穫な年でした。
個人的お気に入りは湧昇流に乗って深場の魚が来るのではというナガハナダイが1位、次はこれまたキンギョハナダイそっくりなユカタハタ幼魚、3位はイトヒキベラの中から他のイトヒキベラを見つけるという数年来の課題がクリアできたクロヘリイトヒキベラでした。結局自分が見つけたのもの方がどんだけ偏っていても点数高いね。
今年もご一緒した方々、シークロップの皆様、坂田の海に深く感謝申し上げます。
【番外編 八丈島のザトウクジラ】
坂田のダイビングの前に出かけた八丈島はザトウクジラの群れが居つきそうだということで現地のDSは盛り上がっていました。NHKでも放映されていました。なにしろビーチエントリーポイントのナズマドでクジラに会えちゃうのですから誰でも興奮しますわ、もう。
私は1日しかナズマドに入れず見ることも叶いませんでしたが水中でクジラ達が「キュ~」と呼び合うのを聞きながらベラなぞを撮っていました。
すごいなあ、八丈。
ザトウクジラ(しょぼい画像ですが)
これはエキジット後、遠い群れを撮ったものです。これとは別に本当に近い所にもう一つ群れがいて、潮を吹くと、現地のガイドさんは歓声と共に先を争ってエントリーし、根待ちしていました(会えるとは限りませんけどなにしろロマンです)。
【本編 坂田】
ツノダシ
まだツノダシもいます。他に撮らなかった(撮れなかった)魚はヤセアマダイ、モンツキハギ、セジロノドグロベラ、テングハギモドキなんてのも残っていました、何しろまだ19℃もあります。
アブラヤッコ幼魚
アブラヤッコもいます。左には↓
ミナミハコフグ幼魚
ナンパコかな?寒いけれど頑張ってね。
クロヘリイトヒキベラ雌性
11月に疑問符をつけたイトヒキベラをレグルスの加藤さんにお聞きした結果、クロヘリイトヒキベラ幼魚と回答をいただきました、ありがとうございます。
これで坂田にもTheイトヒキベラ以外のイトヒキベラがいることがわかりました、普通種の中にも違う種がいるんですね。で自信を持って臨んだ松根ではもう雌性だと見分けがつくほど大きくなった個体が。来年は小さいステージでの見分けができるといいな。
オキゴンベ幼魚
2015年のトリは上のクロヘリかなあと思っていましたが、私が諦めた3本目にマナティーズのM上さんがなんとクダゴンベ!を見つけてくれました。クダゴンベと比べたら格落ちも格落ち、幕下扱いですがゴンベ科つながりというご愛敬で。
それではまた。
これでお終いです。ありがとうございました。