年月日  2015年5月23日(土)  
ポイント名  カロウ根  カロウ根 
天気  晴れ 晴れ
 風向き 南南西 南南西
 風力 1 1
波  凪ぎ 凪ぎ
気温  22℃ 
最深水温  17℃  18℃ 
透視度  6m  6m  
透明度 6m  6m 
潮  出し潮あり 出し潮あり

黄金週間もあっという間に過ぎ去ってしまい、閑散とした坂田です。閑散というより誰もいないという方が正しくて、大丈夫かと少し心配です。
まあお店はいつもとおりですので安心して出発しました。
海況は出し潮がありますが天候は穏やかで一日中凪いでいましたし、ENすると少し暖かく感じられる層もあって上は暖かく、下はひんやりの夏の海の気配がしました。
もっとも海は陸の3か月遅れなので指を折ってみると「2月の終わりから3月はじめ」になる勘定ですから夏というより春というべきかも。
毎年、暑くなるまでは水温、透視度が安定せず驚くような生物との出会いも少し減るなあと思っているのですが、何せ潜ってみないと何があるかはわかりません。
今回は、2本目も諸事情からカロウ根になりましたがそれなりに楽しんできました、潜水本数が一回りして口に出すと「センロッポン」と響きが似ているなあなんて思っていたらなんとダイコンが壊れてしまったようです。ガーン。



アケウス

最初はオラウータンクラブかと思ったのですが、ハサミ脚が大きくてアケウスかと。カイメンでなくガヤ?を身にまとっています。どうやって探してくるのか?チョキチョキガヤを切るところに身体につけるところ。そして「痒くないのか」、謎は尽きません



ユウダチタカノハ

アケウスもそうですが春の終わりから夏に向けて見る機会が多くなります。ユウダチタカノハはストック画像では1月から5月までで、季節限定の魚なんだなあ。



ウツボの仲間

このウツボの仲間も5月頃から見かけます。小さくてこれで成魚なのかとかどういう生態かわからないので大層に言えたものではありませんがTheウツボの幼魚とよく間違えられています。上の口に沿った白い斑点が見分けるポイントです。



コガネスズメダイ

越冬したコガネスズメダイです。去年の暮れに小カロウ根にいた元気なコガネスズメダイが生き残っていてくれたのならうれしいな。



サクラダイ♀

この子も越冬組です。水温も上がってきて潮に向かって元気に泳いでいました。水深-13mで見られるので撮影時間はふんだんにあるのですが、相手が岩陰に逆さまに泳いでいるので、こっちも見上げるような無理な体勢を強いられて変な筋肉がつってしまいそうでした。
ですので元の画像は上下逆ですので撮影者の苦労を思い出して逆立ちして見て下さい(笑)。



ムラサキウミコチョウ

やが見つけてくれました。N社長は「ガイドがお客にくっついていってどうするんだ」なんて言いますが十分、活躍していますよ。

これでお終いです。ありがとうございました。

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