気分が乗らないのに加え潜っても去年のようなダイダイヨウジ、フタスジイシモチ、キビレスズメダイといった生物がいないのもあって今年は潜る回数が減っています。.
とはいえ潜らないとストレスが溜まってしまうので重い腰を上げ館山へ。春はもう名残で夏の気配が強くなっていましす。季節のビワを頂いてエントリー。
海中は2週間前に比べると魚の数が随分増えて動きも活発になっていて、珍しい生物が見られたわけではないけれどダイビングってどれだけ自分が満足感を得られたかも大事なんだなあ再認識したの1日でした。



ハクセンアカホシカクレエビ

あつじが小カロウ根でハクセンアカホシカクレエビを見たというのでアワビかごの東のスナイソギンチャクをチェックしたらこちらにもいました。坂田のハクセンアカホシカクレエビはどうもスナイソに偏って居着くようでスナイソが出てくるとこのエビも見られるような気がします。まあ当てずっぽうなんですが。
このエビ君は警戒心が薄くイソギンチャクの向こうに隠れたりしないので撮りやすかったです。



コブダイ

カロウ根にいるコブダイもフレンドリーといえばフレンドリー、悪く言うと遠慮なくまとわりつく空気が読めない奴です。坂田では餌付けしていないのになんでこうついてくるのかな。



ミギマキ幼魚

幼魚というよりは若魚ですね。ユウダチタカノハは小さいサイズが見られるのにミギマキの小さいのは珍しいです。



スズメダイ

秋にも群れが見られてきれいなのですが春から夏の群れはまとまりがなく餌を取りやすい場所にただ集まったようだと気づいて(きっと先に気づいている方もいっぱいいらっしゃると思います)載せました。本当はどうなんでしょう??
ナガサキスズメダイもようやく出てきたので楽しみです。



スズキ

冬から春にかけて新々漁礁でスズキがよく見られるので撮ろうと思いながら相手の方が1枚も2枚も上手で逃げられてしまいます。今回は惜しかったけれどやはり負けでした。



×ケラマハナダイ アカオビハナダイ

新々漁礁にいました。カロウ根にももっと小さいのがいてこちらは流れてきたのかも。漁礁のこの子は尾鰭先端の赤色がつながっていないし尻鰭先端から側線までの鱗数が16位?だしなので個人的にはこれは「アカオビハナダイ」と思いたい、いやアカオビであってほしいのですが大きさから考えると以前みた子が越冬したようで、もし同じ子ならケラマハナダイかもしれないと良く判らなくなってしまうのです。
以前詳しい方からは魚の見分け方は『いっぱいいる所にいって各ステージをよく観察するのが一番』と教えていただいたのですが確かに1~2個体の幼魚をいくら見ても埒はあかないですね。う~んでも悩むのもまた楽しいな。
で一晩考えて、いえぐっすり寝て尾鰭の赤色が途切れているのでアカオビハナダイに改めたいと思います。また変わるかもしれませんが。

これでお終いです。ありがとうございました。

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