間違っているのでしょうが街中で不意に鼻腔を通った日焼け止めクリームの香りに夏の海を感じました。
季節は梅雨なのですが予報ははずれて午後の坂田は日差しが溢れていました。もっともお客はちっとも溢れていなくて「適当な時間」に「適当に潜って」来ました。この時季限定の枇杷やN社長が昼の合間に抜け出して買ってきてくれた美味しいブドウパンなんかを食べて楽しい1日です。
海は午前は透視度7m、透明度10mで先週のフタホシキツネベラには行き着けず残念でしたが午後は10mくらいずつにUP。
大きいキビレ君はいなくなってしまいましたが小さい方は元気でした。伊豆近辺ではともかく千葉では珍しいスズメダイです。



ニシキウミウシ

近くにもう1匹いたましたので、もうじきくっつくんだろうなぁ。



テントウウミウシ

ニシキウミウシのコース上にいましたが、上のニシキウミウシが間違えて追いかけていた??



ソメンヤドカリ

左下にもいます、こちらも恋模様でしょう。



アカシマシラヒゲエビ

目印がなくなっていてちょっと探しましたが無事でした。こんなに外に出ていましたが食べられないでね。



ホソウミヤッコ

この魚も夏に向けて見られるようになりますが、狙って見られる訳でないのが難しい。



ソラスズメダイ

キビレスズメダイと一緒にいます。同じ個体かどうかわからないし、偶然でしょうがキビレにカメラを向けるとその間に入り込むような事があって親子みたいです。



ウツボの仲間

カロウ根の天辺にいましたが胴体の真ん中に齧られたような傷があって弱っているようにも見えました。このウツボもよくわからないので詳しい方に聞いちゃいます。



オオモンカエルアンコウ

カロウ根の西側で。また5cmくらいの大きさで擬態はバレバレですが一丁前にポーズを決めています。



アマミスズメダイ幼魚

松根を潜って45分、フタホシキツネベラも見つけられずパッとせず終わりかと思った眼の端を青い稲妻がよぎり、おぉ〜!と思わず声を上げてしまいました。
坂田ではこれまた珍しいアマミスズメダイです。
見つけた位置は岩壁に空いた中で反対側にも回ってみましたが暗くて障害物もあって撮影は当初の側からのみ。難しいですね、
ピントが合ったのはたった1枚、次回までいてね。

これでお終いです。ありがとうございました。

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