黄金週間2回目の坂田。前日のイベントに出席できず残念でした。
2日にお邪魔したときは青い水が、今回は鼻水のような浮遊物がたくさんあって、透視度が落ちてしまいました。
とはいえホームゲレンデはいつでも楽しく、ラダーに掛ける足も決まっているくらいの安心感がありますね。



サンゴ礁のエビハンドブック 峰水亮著 文一総合出版2013年2月

最初に手にしたときは「薄いしなんか物足りないなあ」と思ったのですが1ページずつ読み進むにつれ「この内容だったらもっと大きく厚くすれば写真も大きくなるし、もったいないな」に変わりました。エビに絞った内容ですが宿主や分布のことと盛りだくさんです。開きにくいのが難点ですがお勧めの1冊です。



日本産魚類検索 第3版 中坊徹次編 東海大学出版2013年2月

今回はもう一冊。というか3冊セットの日本産魚類検索の第3版です。第2版はまだ自分には用がないと思っていましたが今回入手して「ここまで来たか」という思いがあります。いずれ何度も読み返すであろうこの本を大事にしたいです。



ベニツケガニ

珍しくはないカニなのですが松根の穴を覗いてみたら割りと見やすい位置にいたので1枚。でベニツケガニでいいんでしょうね。



モクズショイ

うーん、なにがなんだかわからなくて撮りがいがない。でも擬態の極致かも知れませんね



キツネベラ幼魚

カロウ根にしばらく前からいるキツネベラ。擬態と反対に目立つだけに警戒心が強いのかいつもピンボケしか撮れません。



ノコギリヨウジ

お目当てのダイダイヨウジがみつからず、ノコギリヨウジを撮りました。



ホシエイ

灰褐色で尻尾が体盤と同じで、えーと、えーと。変わるかも知れませんがホシエイということで。カロウ根の上で寝ていました。



ハシナガウバウオ

この子は夏にならないと見られないと思いこんでいたのですが、ひょっこりいました。



ウツボの仲間

カロウ根で未記載種のウツボを見つけました。
ポイントは口の回りの白点で体色の違いでなくこれが特徴のようです。大きさはTheウツボくらいあってどういう生態なのか知りたいですね。
標本もあるそうなのでいずれ和名がつくと思います。素人の私は見たことがないと「新種だぁ!」とか名前なんて付けたもん勝ちとかと考えちゃいますが、他の種と違うまったく新しい生物と証明しないと名前をつけられないので容易ではないのですね。
でも未記載種なんて聞くとお得感もあってうれしいなあと素人はますますイイ気になっちゃうのでした。

これでお終いです。ありがとうございました。

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