連休初日、「松根でニシキフウライウオ発見!」と聞いて浮かんだのが「ついに出たか」という思いでした。稀に見る死滅回遊魚ラッシュの2012年であれば、さもありなんと一人頷きました。
翌日、雨のシークロップはいつもと変わらぬメンバーが揃っていました。これがメジャーなダイビングポイントならばクダゴンベ、ニシキフウライウオで列を為す客の入りでしょうがこちらも(かんばしくない)予想通りで、いいのかなぁ。
自分はサボッて遊んでから松根に行き、お目当ての魚を見させてもらうという他力本願で一本目は終わり、寒い雨中でも船上は今見てきた話題で盛り上がっていました
午後はカロウ根で成長したタテキンを探し、こちらは2匹いてまあまあの成果だし、他にもいろいろいてよかったなぁと上がったらキ○スメを3個も拾われた上、「イロブダイ」までいたそうでなんだか釈然としない連休になっちゃいました。



クロユリハゼ

クロユリハゼをみかけるときはいつも暗かったり、濁っているようでまともに撮れません。腕ではなく、ホントです。



ナガブダイ幼魚

この子を撮っているちょうどその頃、山ちゃん達はイロブダイと遊んでいたそうです。ナガブダイだって、ブダイの仲間なのに......地味だなあ。
でもアオブダイの幼魚かどうかで一晩遊べますよ。



タテジマキンチャクダイ幼魚

カロウ根に2匹いました。とてもきれいなのですが岩の隙間でこんなのしか撮れません。



ニシキフウライウオ

2002年以来の出現です。松根の上-10m、近くにはクダゴンベも。こちらもクダゴンベと同じくおこぼれ頂戴、他力本願で見せてもらいました。



クダゴンベ

前日は発見にまたもや50分かかったそうですが今回はKBTさんが-11mで18分で発見、私は後からおこぼれにあずかりました。
何回みてもカッコイイなあ。オルトマンワラエビがいましたが双方とも無関心。

これでお終いです。ありがとうございました。

「焔水」に戻る   「海の生物メモ」先頭へ戻る