連休2日目。今日は朝便OKというので朝早くから松根に出発。
昨日と天気は変わって雨交じりの北風で波も出てきて秋の海を実感。もちろん海中はまだ暖かく穏かで快適です、と書こうと思ったら昨晩からの雨のせいか透視度が5mくらいに落ちていました。
そのため計画していたタイヤ方面をあきらめ東を突っ切って砂地に出て、ムレハタタテダイ1匹を見てから北西へ。先週ヤセアマダイがいたところをチェックして松根をうろうろしますがこれといってなく終了時間が近づいてしまいました。ところが最後に昨日に続いてまたまた拾っちゃってウキウキしてエキジット。
2本目は他のダイバーも来られて大所帯で新漁礁へ。潮が変わったのかきれいな水中を私はまっすぐカロウ根へ。イズヒメエイ?アオスジテンジクダイを見てソメワケヤッコに遊んでもらい終了。ミヤケテグリやムスジコショウダイもいたそうです。
ちょっと考えて結局3本目にチャレンジ。集中力がなくなってしまうのと身体の窒素を考え滅多に行かないので自分としては3本目は「チャレンジ」なのです。昨日行けなかったタイヤのサンゴをチェックして松根にUターン、深い所には行けないので南側に張りついたらこれがいい結果になりました。
いやあ行ってよかった。
ヒメテングハギ幼魚
芳しくなかった朝一の松根への潜水で見つけました。この辺のハギっ子は難しいらしいのですがヒメテングハギということで。
リュウキュウヤライイシモチ幼魚
カロウ根の上にもっと小さい個体と2匹。尾の黒帯と頭部の金色で一見してあ!初めてみるイシモチ〜。「今年はイシモチも熱いぜ」といっても人気が出ない種類で可哀相ですね。
カエルアンコウ
朝1本目のエキジット前に見つけました。下のオオモンに比べるとちょっとイケてないけれどケロンパはいいよなあ、人気があって。
オオモンカエルアンコウ幼魚
対比物を入れなかったのですが小指の先ほどのケロンパ。なんとゲストの女性ダイバーさんが見つけられたそうです、ほかにも珍しいウミテングもみつけたというのでぜひシークロップのガイドさんになって欲しいです。
ところでオオモンでいいのかな?2011年同じ時期にK子が極小ケロンパを見つけていますね。
オシャレカクレエビ
ちょっとだけエビカニも。例年着くイソギンチャクの脇に今年もいました。
トサカガザミ
ユビノウトサカは昔は2箇所しか確認できずこのカニも珍しかったのですがトサカが異常なくらいあちこち増えたので割と簡単に見つけられました。今まで少なかったトサカが増えて喜ぶべきなのかどうなのかと考えながらも次はウズラカクレモエビを探そうと思うのでした。
不明
う〜ん、わかりません。去年も「謎のスズメダイ」などと書いて実はバラフエダイだっというオチでしたが、この子は誰でしょう??
並んでタカサゴスズメダイの幼魚もいました。
キビレスズメダイ(仮称)
松根の南側です。朝いちの濁った海ではいたのかどうか判りませんでしたが3本目はきれいになって見つけやすくなりました、なんにしてもきれいな水はいいですね。
3〜4cmの大きさになるとスズメダイとは色の差ぐらいの違いで私には区別が難しいです。
カシワハナダイ
2グループのダイバーさんがこの場所を通り過ぎて行きましたが3本目ということで動かずにいたらそばにカシワハナダイがいました。右は同じ場所のキンギョハナダイ、うーんどっちもきれい。
ヌノサラシ幼魚
昨日ミナミフトスジイシモチを見て「ヌノサラシに似ているなあ」と思ったらまさかのヌノサラシ発見です。
上の不明種、キビレスズメダイ、カシワハナダイはみんな1m以内の場所にいてくれたのですが相手はいずれも撮るのに四苦八苦する種類で、根負けして眼を下に向けたらコイツが岩の奥にいました。でもカメラを向けたらだんだん奥に入っちゃって証拠写真程度で。今回のトリはヌノサラシというより「松根」でしたね。
これでお終いです。ありがとうございました。