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和名:スジオテンジクダイ
学名:Apogon holotaenia
テンジクダイ科
撮影年月日:2013/6/29
撮影場所:カロウ根
水深:-16m
水温:22℃
状況:水深12m位以深の岩回りならどこでも。
ひと言:
 いままでキンセンイシモチと呼ばれていた魚の標準和名がスジオテンジクダイになりました。
この魚には体側一番下の銀白色横帯が点々の「ドット型」と点々でなく連続する「ライン型」の2種類がいたのですが2013年3月ドット型が「スジオテンジクダイ」に、ライン型が「キンセンイシモチ」という違う魚に分けられました。大雑把に言うとキンセンイシモチは南方系、スジオテンジクダイは温帯系の魚で、区別するには「点々」のほかに体色橙金色の帯が尾鰭まで通っているのがスジオテンジクダイです。
テンジクダイの仲間は雌が産んだ卵塊を雄が口内保育をするので有名な魚で坂田ではペアはいっぱいいますが卵塊を受け渡す瞬間に立ち会った事がないのです。もし見つけたら産科で交わされる「ほうら立派な卵ですよ〜」と言うのかなあ。
 それと南方型であるキンセンイシモチは見たことがなくずっと探していたのですがこちらは2016年5月に見つけることができました。