今日の貝殻

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日付:平成13年7月15日(日)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:松根
水深:12〜15m
天候:晴れ
気温:30度
水温:18度
長潮


アジロダカラ
「今日の貝殻」6月23日分参照。
これは裏から見たところで、右は成貝、左は幼貝。
岩棚の下に落ちてた。
殻長:左14o、右17o


マツヤマワスレ
なんだか良くわからないが、綺麗だから採ってきた。
砂地にあった。
殻長:35o
(後日、打ち上げ採集師Sさんから教えてもらった。)


ホシキヌタ
採取場所付近では最大級のタカラガイ。
6月、7月は岩や珊瑚の隙間で生息しているのを多く確認できた。
サイパンにもいるのが確認されている。
老成すると側面に細帯が密に出てくるので、、これはまだ若い貝だと思う。
殻長:40.5o


イタヤガイ
北海道から九州まで生息しているそうで、食用。
砂地で拾った。
砂地には多く見られる。
殻長:48.3o


メダカラ
ダメダカラという人もいるほどよく見られるタカラガイだが、綺麗な物もある。
海の中で見ると一瞬キムスメダカラ(稀少)に間違えてドキッとするときもある。
キムスメダカラに間違えやすいので、余計にダメダカラと呼ばれてしまう、かわいそうなタカラガイ。
殻長:14.2〜18.8o


ミスガイ
貝本体の軟体は殻より大きくひらひらしている。
殻はとても薄くぺらぺらなため、気をつけて採取しないと「クシャッ」となりそうだ。
殻長:25o


ナツモモ

周りに白縁の黒点が点在し、殻頂は明るい紅色。
小さいが綺麗な貝だ。
殻長:11o


ナデシコガイ
岩礁底に落ちていた。
結構あちこちにある貝。
サンゴナデシコかもしれない。
殻長:38.7o


シラタマガイ
ワスレシラタマというのもあるらしいのだが、これほど小さいと識別が出来ない。
岩礁底に落ちていた。
3o位のも採取したのだが、鼻息で飛んだきり見つからない。
背面の溝から左右に筋が各25条程度あるらしいのだが、虫眼鏡を使っても確認できない。
殻長:5.7o


テンロクケボリ
生きている物は、トゲトサカなどに着生しているのが見られる。
ウミウサギガイ科のかわいい貝で、拾うとうれしい。
殻長:10o


ナガザルガイ
右は以前拾った綺麗な物。左は今日の貝。
大きな二枚貝で、色が汚いため水中では拾う気にならないのだが、
上げてみると重厚で結構うれしい。
殻長:70o
(2003/11/6修正)
(×ザルガイ)

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの拾っちゃうよ〜。