今日の貝殻

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日付:平成15年12月7日(日)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:松根
天候:晴れ
気温:16度
水温:20度
大潮


アジロダカラ

前回に続き今回もアジロが拾えた。
質は良くないが、アジロはアジロだ。
殻長:14.2o


イワカワフデ
右と左はものが違う。
右側のほうが大きく、白い横線が入っている。
殻長:左31o、右37.6o
協力:神様(あだ名)


ナガザル
キヌザルだと思ったが、以前拾ったものと
比べてみると明らかに違う。
殻がとてもしっかりしている。
殻の厚みが3oもある。
殻高:47.4o


ヤグラシロネズミ
良く見ると殻頂の彫刻が角張っている。
殻幅:13.6o
(×マルシロネズミ)


マガキガイ
小さい。
殻長:15o
協力:神様(あだ名)
(×ヤサガタムカシタモト)


シロオビキヌヅツミ
なかなか綺麗だ。
後述するが、この貝を拾った状況が少し面白い。
殻長:37o


生きてる貝


スソムラサキダカラ
いつも潜っているところにいたということだ。
坂田に生息しているのは知っていたが
まだ一度もお目にかかっていない。
もちろん貝殻も持っていない。
これは私にとって貴重な写真である。
ついでに貝殻もくれたら、もっと貴重である。
写真ありがとう、おのじ。
何処にいたのか詳しく教えてね。
協力:おのじ(あだ名)


おまけ


ユウゼン
暖かいところにいる魚だ。
ここら辺で見られる魚ではない。
千葉の海の近くを通る黒潮は、南からいろいろな生き物を運んでくる。






イトヒキベラという魚がいる。
この魚、なぜかは知らぬが、貝殻や小石をせっせと運び
小山を作る癖がある。
魚が作るにしては大きな山になる。
以前から気になっていたのだが、今回はその小山を崩してみた。
シロオビキヌヅツミはその小山の材料のひとつであった。
じっくり崩していけば、まだまだお宝がありそうな気もしたが
泥棒の上前をはねているような気がして、途中でやめた。
だが今後、貝殻があまり拾えないような日があれば
お世話になるようなこともありそうだ。
イトヒキベラさん、ごめんなさい。



来週は忘年会が3日間続くのでお休み。
再来週は南国だ。




各説明書きの後に、殻長、殻高、殻幅などと大きさが書いてありますが、
これは一番長いところを計った物です。

もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
再来週はもっとすごいの、拾っちゃうよ〜。