今日の貝殻

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日付:平成14年4月28日(日)
場所:千葉県館山市坂田
採取ポイント:カロウ根、松根
天候:晴れ
気温:19度
水温:18度
大潮


カバフダカラ

坂田では珍しい。
とても質が良く、綺麗だ。
残念ながら私のではない。
どこに落ちてたのか聞いたのだが
意地悪して、教えてくれない。
どこで拾ったんだ〜、教えてくれ〜。


カズラガイ
これも私のではない。
あるところの砂地には結構落ちてるらしい。
その”あるところ”に連れてってくれ〜!


生きてる貝

今回も生きてる貝をご紹介できる。
写真も少しは上手になってきたので、以前よりは綺麗に取れていると思う。



トラフケボリ
こいつは外套膜があってこそ、個性を主張できる。
外套膜がないと、何でトラフケボリなのか分からない。
ウミウサギガイ科のくせして、何でトラなの?
外套膜を剥がしてみて分かった。
トラの衣を借るウサギなのね・・・。


ウスユキミノ

殻質は薄く壊れやすい。
写真を見て分かるように、思いっきりハミゲになっている。(失礼)
岩などをひっくり返すと、このハミゲを揺らしながら
バフバフと泳ぎ、逃げ惑う。
なんとも はかない貝である。
早めにどこかに非難させないと、トラギスやベラの餌食となって、
ハミゲがきれいに刈られてしまう。



タツナミガイ

とても貝には見えない。
全長25cmくらいある大きな貝。
アメフラシ目アメフラシ科。
要するにウミウシのでかいやつだ。
この手の貝は、貝殻と身が逆転していて、
貝殻は内側に埋没しているか、なくなってしまっているようだ。
どんな貝殻が入っているのか見てみたい。
いじくり回していると紫色の煙幕を出す。
しかし、タコやイカと違って煙幕を出しても
さっさと逃げることができない悲しい貝。



忙しくてアップに時間がかかってしまった。
今回も生きてる貝を紹介できて良かった。
今後も続けていくつもりだ。



もし、間違えがあったり、知っている貝があったら、是非教えて下さい。
ひょっとこメール

以上、今日の貝でした。
来週はもっとすごいの拾っちゃうよ〜。